スピリチュアルな話・第3話は「自分のなりたいものにはなれない.....?」と、ちょっと挑発的なタイトルにしてみました。
ここでは、創造するということについてお話しようと思います。
私たちには平等に創造力という潜在的な力が備わっています。
そして、その創造力というものは、私たちに完全忠実に働きます。
などと言うと「自分の望む事柄がいつまでたっても起こってこないではないか。自分に完全忠実な創造力があるなんて信じられない」とか、「本当に自分に忠実な創造力があるなら、もっと幸せな人生になっていたはずだ」とか、いっぱい反論が飛んできそうですが・・・
正確に言えば、私たちの潜在意識は、私たちが認識するものを創造しようとします。
説明します。
例えば、自分が貧乏で、早く貧乏な生活から抜け出したいと願っている人がいるとしましょう。
その人が「貧乏から抜け出したい」と願うことは、その人が「今、貧乏である」ということを認識していることになりますね。
するとその人の潜在意識は、忠実にその人が認識している「今、貧乏である」という状態を忠実に実現しようと働きます。
たとえその人が「金持ちになりたい」、「たくさんお金がほしい」と願っても、その人が「自分にお金が不足している」と認識しているなら、その人の潜在意識はその人の認識するものを正確にキャッチし、それを忠実に創造しようとします。
「自分のなりたいものにはなれない」と言ったのは、何かになりたいと欲するとき、私たちはその「なりたいものではない自分」を認識していることが多いからです。
つまり、お金持ちになりたいと願うとき、お金のない自分を認識し、もっと強くなりたいと願うとき、弱い自分を認識しています。
私たちの潜在意識は、その私たちの認識するものを忠実に創造するのです。
では、ここで次の文章を読んでみてください。
「あなたの目の前に、焼きたてで、美味しそうなバターが塗ってあって、その上に甘〜い香りのメープルシロップのかかった、ホッカホカのホットケーキがあ・り・ま・せ・ん」
さあ、あなたの心はホットケーキを思い浮かべたでしょうか?
きっと美味しそうなホットケーキが思い浮かんできたことでしょう。
メープルシロップの甘い香りや味、柔らかいホットケーキの食感なんかが心に広がったのでは…?
「ありません」と言われても、皆さんの心は美味しそうなホットケーキをちゃんとキャッチしましたね。
ここがミソです!
どうやら私たちの潜在意識というものは、「否定形」とか「仮定形」といったものを理解しないようです。
だから、「貧乏でいたくない」、「貧乏はいやだ」と貧乏であることを否定しても、自分が貧乏であると認めていたり、あなたの心が貧乏というものをつかんでいたりすれば、潜在意識はそれをキャッチするようです。
「お金持ちになりたい」と強く願っても、今自分が貧乏であると認識している以上は、潜在意識はその認識をキャッチするようです。
「恋人ができたら私は幸せになれる」と仮定形を使って思っても、潜在意識は「恋人ができたら幸せになれる自分」を継続しようとするようです。
つまり、「恋人ができたら幸せになれる今の不幸な自分」をです。
というふうに、潜在意識はその人の認識するものを正確にキャッチし、それを忠実に創造しようとするということです。
では、いったいどうすればいいのでしょう?
私はポジティブなものは、ポジティブなものからしか生まれないように思います。
だから、今ないものに思いを向けるのではなく、まず今あるものに思いを向け、今あるものに喜びを見つけることが大切になってきます。
今ないものに思いを向けると、そこには不足感しかありませんね。
では、その不足感はあなたの人生に喜びを運んでくれるでしょうか?
不足感というエネルギーが富と繁栄のエネルギーに同調するでしょうか?
私には、その不足感のエネルギーは不足のある人生しか創造できないように思えます。
反対に、たとえそれがほんの些細なことでも、今あるものに喜びを見つけられれば、その喜びはさらなる喜びを呼び寄せ、雪だるま式に喜びが飛び込んでくるのではないでしょうか。
例えば、お金に関して言えば、今のお金がない状態を憂いでいて、いくらお金がある状態をイメージしても、お金が不足しているという認識をしている以上は、私たちの潜在意識はお金の不足を創造しようとすると思います。
ポジティブ思考で、がんばってポジティブなイメージを持つようにしているが、何も変わらないという声を聞きますが、その辺のところを見直さないといけないように思います。
実は、私自身もそうでした。
今現在に喜びを見つけることをせず、未来に自分の望む姿を一生懸命にイメージしてきたのですが、なかなかうまくいきませんでした。
それは、今現在の状態に不満を持ちながら、その状態から抜け出したいがために、ポジティブな姿をイメージしていたからですね。
それは本当のポジティブ思考ではないですね。
だから、先ほどのお金の話に戻りますと、現在そんなにお金がなかったとしても、何かを買うときに、それがどんなに小さなものでも、そのものがお金との交換で自分のもとに来ることに喜びを感じられたら、そして、お金に対して感謝でき、喜びを持ってお金を払うことができたら、それはとてもポジティブなお金の使い方ですね。
光熱費、家賃、税金、食費などなど…お金を払うときのあなたの気持ちはどんな気持ちですか?
いやいや払っていませんか?
いやいや払うと、ネガティブなエネルギーを流してしまいます。
ネガティブなエネルギーがポジティブなものを引き寄せたりしないですよね。
だから、お金を払うときにありがとうと、言葉だけではなくて本当に感謝の気持ちでお金を出すことができたら、それはとてもポジティブなお金の使い方になると思います。
そして、お金を払って自分のもとに来てくれるものを、喜びや楽しみや感謝の心で迎え入れられたら、きっとそのポジティブなエネルギーは更にポジティブなものをあなたのもとに運んできてくれることでしょう。
これは、なにもお金に限ったことではなく、何事も喜びながら、楽しみながら、ウキウキしながら、感謝しながらすることによって、人生によりよいものが現れてくるのではないかと思います。
現れてくるというより、自分の発するポジティブなエネルギーが自分の人生を創造していくのですね。
何事もいやいやしていては成功しないでしょう。
音楽が大好きで、音楽に没頭していたら、いつの間にかミュージシャンになっていたとか、ビジネスが好きで、ワクワクしながら、没頭して進んできたら成功していたとか…そんな感じじゃないでしょうか。
だから、自分の心に聞いて、自分が楽しく思うもの、ワクワクするもの、ウキウキするものをしていくことが、自分のためにも社会のためにも一番幸せに繋がることのように思います。
では、今現在のあなたの仕事が楽しくない場合は、どうすればいいのでしょう?
その仕事を辞めて、好きな仕事に転職できれば一番いいですが、みんながそういう状況下にあるとはかぎりません。
そんな場合は、どんな仕事にも、意識の持ち方や工夫次第で、何らかの喜びを見つけられると思うので、そういった努力も必要でしょう。
あるいは、仕事以外に心から楽しめる何かを持つこともいいでしょう。
私はフランスで20年間日本語教師をしていたわけですが、10年ぐらい経ったころ、もうこの仕事を辞めたいと思ったことがありました。
その時、日本語教師の仕事を辞めても、他に何をして食べていっていいのかもわからなかったので、辞めるわけにもいきませんでした。
それで、その頃、パソコンを始めていて、教科書やテストやプリントなどを、全部パソコンで作ろうと決めました。
私はパソコン大好き人間なので、仕事にパソコンを導入したことによって、仕事が楽しくなったということがありました。
「自分のなりたいものにはなれない.....?」と極端なタイトルを付けてしまいましたが、もちろん自分のなりたいものに向かって、疑いを持たず、楽しみながら、ウキウキしながら人生を送っていると、気がついたら自分のなりたい自分になっているのだと思います。
明日の自分ではなく、今ここにいる自分を愛し、今ここにいることに感謝し、将来するであろうことにではなく、今ここでしていることに喜びを感じることができる。
そんな生き方からは、本当にステキな人生が描かれていくことでしょう。
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